http://www.j-cast.com/2015/01/05224560.html?p=all カップ焼きそば「ペヤング」が、虫の混入騒動が原因で生産休止が続いている。
関東地方の消費者になじみのあるペヤングが小売店の棚から消え、代わりに別の商品が穴を埋めているようだ。
インターネット上で話題になったのが、北海道でしか売られていないはずのカップ焼きそばだった。
東洋水産の「マルちゃん」ブランドのひとつ「やきそば弁当」は、北海道限定の商品だ。
ところがツイッターで2015年1月4日、東京都内での「目撃情報」が投稿された。
スーパーとみられる店舗内で、カップ焼きそばの陳列棚に「やきそば弁当」がずらりと並んでいる
写真が載っている。だが東洋水産CSR広報部は電話取材に対して、
「北海道限定なので、東京では基本的に販売されていません」と答えた。どういうことだろうか。
実はネット上には、過去にも「やきそば弁当」を首都圏で購入したとの体験談が寄せられていた。
大手スーパーで「北海道フェア」や物産展を開催しているときに見つけたとの書き込みが数件ある。
都内では、北海道の特産品を取り扱う「アンテナショップ」にも置かれているという投稿もあった。
東京・有楽町にあるアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」に行くと、ネットの情報にあった通り
「やきそば弁当」が売られていた。オリジナルの味は、店内にある各種めん商品のなかで「人気ナンバー2」
と書かれている。ほかにも「塩味」「中華風醤油」があった。
記者が購入した商品を持ち帰り、社内にいた北海道旭川市出身の20代女性にパッケージを見せると、
ニッコリと笑顔を浮かべて「懐かしい。東京でも買えるんですか」とたずねてきた。
地元を離れるまで、北海道以外では売られていないと知らなかったそうだ。実家では「常備」されていて、
「弟が部活の前によく食べていたのを記憶しています。カップ焼きそばといえばコレです」と話す。
今でもふとした時に「そういえば最近食べてないな」と思い出し、帰省した際には食べたくなると明かした。
味はどうか。編集部内で、北海道出身者以外の部員に食後の感想を聞いた。
「オリジナル味」を食べた20代男性は、他のカップ焼きそばと比べて「優しい味付けで飽きがこない。
めんの量も十分」と高い評価だ。もうひとりの男性は「塩味」を担当。
ジャガイモや赤ピーマンといった「かやく」の意外性、焼きそばにはつきものの青のりではなく
パセリとブラックペッパーを振りかけるスタイル、めんを温めるために使用した「戻し湯」で付属のスープを作る発想にそれぞれ面白さを感じたと述べた。
小売店が独自に仕入れたとは考えにくい?
(続きはソース)