【ダイヤモンド】週刊新潮の記事『ノーベル賞「中村修二」に違和感がある!』に思わず納得。謙虚さと傲岸の違い 「特に、収入の少ない人は中村教授の成功は面白くないんじゃないだろうか」 [転載禁止]©2ch.net

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『ノーベル賞「中村修二」に違和感がある!』週刊新潮の記事に思わず納得。謙虚さと傲岸の違い|新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/63993


(前略)

?という話はさておき、先々週発売の週刊新潮(12月18日号)が、今年、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二カリフォルニア大学サンタバー
バラ校教授の発言その他に「違和感がある」と題した特集を組んだ。これが面白い。

?ノーベル賞を受賞した際、中村教授は研究の原動力を「怒り」と表現した。

?怒りは、かつて在職した日亜化学工業に向けられている。二〇〇一年、中村教授は青色発光ダイオードの発明対価として二〇〇億円を求
め、日亜化学工業を提訴した。最終的に両者は和解し、中村教授は八億四三九一万円を手にしている。

?が、八億では物足りなかったのか、それとも社員として過ごした日々への憤懣をぶつけたのか、中村教授は「怒り」が自分を駆り立てたとコ
メントした。悔しさをバネにするとはよく言うが、怒りを原動力にするというのは、もしかしたら中村教授は執念深いのかもしれない。執念深いか
ら研究に集中できたとも言えるが。

「中央の恵まれた環境と違って、私には先生がいない。私の場合は自分だけ。(会社では)青色LEDは自分一人でやっていました」

「新聞、テレビは、『青色LEDは赤崎(勇)名城大教授・天野(浩)名古屋大教授が発明し、中村氏は量産化する技術を確立した』と紹介する。
こんな認識は日本だけです。世界では、『青色LEDは中村が発明した』というのが共通の認識です」

?受賞後の中村教授の発言だ。すでにこれだけで違和感を抱かせるに足るが、教授は続けてこうも言った。

「日本の研究者はサラリーマンで、研究の自由も、十分な対価も得られない不当な扱いを受けている」

「米国の研究者はアメリカンドリームを追いかけるチャンスがある。能力とやる気のある人はきちんと評価され、天井知らずの夢が見られる。
米国では優秀な研究者はみなベンチャーに移り、ストックオプションで莫大なお金を稼いでいる」

?週刊新潮は、これら発言に異を唱えているのだ。

?研究者の処遇と報酬について、志村史夫静岡理工科大教授・ノースカロライナ州立大併任教授はこう指摘する。

「中村教授のように企業に属しながら、巨額の追加報酬をもらった研究者は、日本どころか、アメリカでも見たことがありません」

?発明対価を要求した件に関してだ。

「(前略)日本では研究成果が出なかったからといって、給料を返せとは責められない。その間に使用した設備も研究費用も会社が負担したも
のです。成果を自分のものにしたいなら、最初からリスクを取って、独立して研究すればいい。一方でアメリカほど実力主義の国はない。民間の研究所であれば、成果を出さないと、容赦なくクビにされます」

?だから、むしろ日本のほうが天国だと志村教授は言う。

?アメリカでは入社時に、研究の成果、特許の取得等で利益が発生しても、その権利は「会社に帰属する」という契約書にサインさせられるか
らだ、と米国特許弁護士で法務博士の服部健一氏も解説する。

「アメリカでは入社時の契約で縛られるから、たとえ億単位の巨万の富を会社にもたらしても、発明者である社員には一銭も入ってこない」

?カリフォルニア州弁護士の田中朋之氏もこう言う。マイクロソフト社も、社員が特許を出願したときに一〇〇〇ドル、それが成立したときに一〇
〇〇ドル程度の報奨金しか出さなかったのだそうだ。

?もし、中村教授が日亜化学工業を相手取ったような裁判をアメリカで行なったら、追加報酬はゼロだっただろうと言う。だから、中村教授は日
本の司法制度に感謝すべきだとも。
?日本の研究者は冷遇され、アメリカと違い高額報酬も当てられないと言う中村教授の発言とは正反対のコメントが紹介されているが、私が思
うのは、中村修二という研究者は真っ正直な人なのだろうということだ。

?日本人には恥の文化があり、奥ゆかしさがある。だから、なかなか本音を口にしない。中村教授は、そこで本音を言えるのだ。受賞を伝えら
れたとき、天野浩教授のように「自分が受賞してもいいのか」と当惑したり、赤崎勇教授のように、研究を支えてくれた仲間たちに感謝の気持ち
を述べるのが「礼儀」であり、日本人としての「品格」でもある。

?そんなときに、感謝や当惑をよそに、怒りが自分をここまで駆り立てたと言ってしまう中村教授は、だから一部から「品がない」と言われ、俺が
俺がの夜郎自大に映り、尊大に見え、傲岸に思われる。青色LEDは「自分」が発明した、他の二人ではない、なんてことも口にしたものだから
なおさらだ。

?中村教授は、真っ正直に本音を語れる人なのだろう。品性を疑われることに無頓着なのかもしれない。

?ご本人は不本意のようだが八億もの和解金を手にし、カリフォルニア大学に招かれてアメリカに移り住み、ハリウッドの豪邸に住み、若い奥さ
んと再婚もした。そしてノーベル物理学賞の受賞――、研究者の多くは、高収入を得た中村教授を羨ましいと思うだろう。何かを発明したら、そ
の発明で企業に利益をもたらしたら、それに見合う報酬を得たいと思うだろう。思うよね、八億だもの。

?その一方で、歯に衣着せぬような物言いとこれまでの経緯から、教授を金の亡者のように思う人だっている。彼の成功を快く思わない狭量な
人だってきっといる。特に、収入の少ない人は中村教授の成功は面白くないんじゃないだろうか。

?すると、だ。中村教授につきまとう違和感は、羨望と嫉視とが生み出しているのではないか、と思えてくる。中村教授のようになりたい人、あん
なふうにはなりたくない人、それによって、教授を見る目も変わってくる。

?さきの志村教授が言う。

「そもそもLEDは、最初に赤色の革命的な光源を発明したニック・ホロニアック・イリノイ大名誉教授の研究から全てが始まっている」

?この事実を見逃してはならない。ノーベル物理学賞を受賞した教授に「もう少し謙虚に」とは言いにくいが、稲穂も実るほどに頭を垂れるので
す。すごいことをやった人が傲岸不遜だと、なんだか天狗になっているように見えてしまう(マスコミはそういう人を叩くのが大好き)。

?違和感は胡散臭さにも通じる。世紀の大発明を胡散臭くしちゃいけない。
?
?今年は胡散臭い事件ばかりだった。号泣して記者の質問を逃れようとした県議がいたり、ゴーストライターを使った全聾の作曲家がいたり、
奇跡の万能細胞を発見したとネイチャーに発表して世界を騙したり――、二〇一五年は曇りのない年にしたいものです。どうぞ、よいお年を。
3自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:07:41.19 ID:ZFCTePEW0
日本ではなかなか作れない時代の映画を、台湾が作ってくれました。
台湾併合時代の高校野球をテーマにした映画です。

『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』2015年1月24日(土) 新宿バルト9ほか全国公開
http://www.taipeinavi.com/special/5054453
《KANO》六分間予告編
http://www.youtube.com/watch?v=PvBvkp-r4C4
映画『KANO』公式サイト
http://kano1931.com/
4自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:08:29.82 ID:eIi5yueh0
いちゃもんネタには事欠かないもんだな、物書き連中はw
5自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:09:11.37 ID:dwwbVjC40
>>1 ダイヤモンドは経済誌を騙る左翼誌。
6自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:10:37.64 ID:nJ9ISJQa0
中村は最初アメリカの企業に行こうとしたけど、特許絡みで無理と他から指摘されて大学に行くことになったんだよね
とりあえず会社の金で研究しながら、成功した時だけ成果は俺のものなんて屁理屈は世界のどこでも通用しないよ
7自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:12:12.25 ID:nkk0CKQ60
授賞式も終え、言いたいことも言ったでしょうから放っておくのが一番と思う
8自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:12:46.72 ID:VjaigotJ0
こいつの不遜な態度も、二重国籍のインチキも、もっと叩くべきだと思う。
とくに、二重国籍は絶対におかしい。
9自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:14:07.55 ID:PbBOJOyx0
NAND FLASHの人も東芝じゃ研究費だしてくれなくて飛び出した
10自治スレでLR変更等議論中@転載は禁止:2015/01/01(木) 09:14:20.29 ID:ZzOF1d560
この志村ってやつ妬みむき出しだな