【経済】二極化が進む消費の格差…景気の低迷が続く地方都市「消費は落ちている、アベノミクスは全然来ていない。逆に悪くなっている」©2ch.net

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1ジーパン刑事 ★@転載は禁止 ©2ch.net
東京都内の百貨店「松屋銀座」では、1着10万円から50万円という高価格帯が中心の特設コート売り場が4日まで設けられ、売り上げは予想の1.5倍と好調だったという。
客は「洋服だったら、消費税がというのは、あまり気にしていないです」と語った。
さらに、にぎわいを見せている物産展には価格の高めのお弁当も並んでいる。
和牛のステーキ重や豪華な海鮮弁当など、2,000~3,000円のお弁当がずらり。
北海道の高級食材をふんだんに使った商品も、飛ぶように売れていた。
客は「(結構なお値段しますが?)そうですね。でも、おいしいので」、「今はもう、(消費税に)関係なく、お買い物をしてしまっているので」と語った。
今回の物産展に釧路から出店しているすし店でも、1日30食限定・およそ8,000円のコースが早い時間に売り切れになっていた。
客は「自分へのご褒美みたいな感じで」と語った。
こうした光景からは景気の回復を感じることもできるが、このすし店の地元・北海道の釧路では、
中心部にあった百貨店が8年前に撤退し、大通りにはシャッターを下ろしたお店や、貸店舗の看板が目立っている。
創業60年という靴店では「消費は落ちていますね。(アベノミクスは)釧路までは全然来ていない。逆に悪くなるような感じです」と語った。
景気の低迷が続く地方都市。
9月の百貨店の販売額で見ると、伸び率がプラスとなったのは関東、中部、近畿など、大都市圏のみ。
北海道を含め、ほかの地域は前の年を割り込んでいる。
さらに、北海道で一般の消費者を取材すると、より切実な現状が浮き彫りになった。
4人家族の母親は「4月から(消費税が)上がるということで、仕事探して、4月から始めましたパートで。
(電気代も上がるが?)だいぶ苦しくなりますね。子育てもしているので、これ以上上がると、本当に大変ですね」と語った。
北海道電力は、11月から家庭向け電気料金を平均で10%以上引き上げた。
本格的な冬を迎え、かさむ暖房費。
ガスの暖房器具を使っているある住宅では、冬場のガス代が1カ月およそ3万5,000円。
電気代とあわせると5万円近くにもなる。
4人家族の母親は「(2015年、消費税が10%になるかもしれないが?)それが一番の悩みどころですね。
働くしかないですよね。お母さんが、一生懸命稼ぐしかなくなりますね」と語った。
地域間の格差の広がりが指摘される中、消費税率引き上げの判断時期は、刻々と迫りつつある。


http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00280180.html
消費増税後7カ月 二極化が進む消費の格差を取材しました