【裁判/大阪】ごみから金品抜き取り懲戒免職の職員5人、処分取り消し確定 最高裁が大阪市の上告棄却 [10/8]

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ごみから金品抜き取り懲戒免職→処分取り消し確定 最高裁が大阪市の上告棄却 - 産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/141008/wst1410080060-n1.html
産経新聞 2014.10.8 20:31更新


 河川清掃中に回収したごみから金品を抜き取り、懲戒免職処分となった大阪
市環境局の元職員5人が市に処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁が市の上
告を棄却し、処分取り消し命令が確定したことが8日、分かった。市によると、
棄却は7日付。

 懲戒免職処分が取り消されたため、5人の職員の身分は回復。市は今後、処
分日だった平成22年12月22日からの給料未払い分を支払う一方、新たな
処分、配置について検討する。

 今年4月の大阪高裁判決はほかの不祥事に対する処分と比較して「免職とす
るのは不公平で、著しく妥当性を欠く」と指摘し、処分を取り消した1審大阪
地裁判決を支持した。

 地裁の判決によると、5人は21〜22年、河川清掃中に金品を抜き取り、
分配した。問題を告発した後、自らも現金を受け取ったとして男性職員も懲戒
免職となったが、24年8月に地裁判決で処分が取り消され復職している。