リベリアで医療活動中にエボラ出血熱に感染したフランス人の
女性看護師が、日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬を
投与された後、快方に向かっていることが分かった。
フランスメディアが3日までに報じた。
治療薬は、富士フイルム傘下の富山化学工業(東京)が開発した
ファビピラビル(販売名・アビガン錠)。今年3月に日本で承認を
取得したが、エボラ熱に対する承認は得ておらず、エボラ熱の
患者への投与は初めてだった。
フランスからの要請を受けた富士フイルムが、
日本政府と協議の上で薬を提供。
看護師は9月19日から服用を始めていた。(共同)
産経新聞 2014.10.3 13:44更新
http://www.sankei.com/life/news/141003/lif1410030018-n1.html