【国内】キダチアロエに育毛効果−小林製薬など、“家庭の薬草”に分子レベルの作用発見

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小林製薬は近畿大学薬学総合研究所との共同研究で、キダチアロエエキスが頭皮の細胞に分子レベルで作用し、育毛効果を発揮することを発見した。
キダチアロエエキスには頭皮に必要なI型コラーゲンの産生を促進する作用と、血管内皮増殖因子(VEGF)などの毛の生え替わりサイクルである毛周期関連因子の発現を促進する作用があることを見いだした。
キダチアロエは日本で古くから「医者いらず」ともいわれ、家庭の薬草として用いられてきた。
今回、培養したヒト線維芽細胞にキダチアロエエキスを添付して、頭皮の弾力性や水分維持に関与するI型コラーゲンの産生量を測定した。
結果、キダチアロエエキスは濃度に依存して、I型コラーゲン産生量を増加させた。
また、休止期状態に同調したマウスの毛を刈り、キダチアロエエキス塗布後の毛の成長度合いをスコアで評価すると、キダチアロエエキスを塗布したマウスは比較対照よりも毛成長スコアが高かった。
毛髪が成長する環境が整うことで、育毛作用が発揮するとみている。



http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020140918ccaj.html