【福島県知事選】自民が分裂回避、内堀氏で民主と相乗りへ　県連は鉢村氏支援を断念 [9/10]

自民、内堀氏で相乗りへ　福島県知事選　県連は鉢村氏支援を断念
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140910/stt14091017340011-n1.htm
産経新聞　2014.9.10 17:34

　自民党の谷垣禎一幹事長は１０日、党福島県連会長の岩城光英参院議員と党
本部で会談し、任期満了に伴う県知事選（１０月２６日投開票）に関し、県連
が党本部の推薦を求めていた元日銀福島支店長の鉢村健氏を支援するのは困難
と伝えた。岩城氏は「苦渋の決断だが、了承したい」と述べ、支援を断念した。

　民主党内で推す声が強まっている内堀雅雄副知事は近く立候補を表明する見
通しで、自民党も相乗りする方向だ。


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福島知事選、自民が分裂回避　県連、候補擁立を断念
http://www.asahi.com/articles/ASG9B5RGJG9BUTFK00K.html
鹿野幹男、高橋尚之、上地一姫

朝日新聞　　2014年9月10日20時39分

　自民党は１０日、福島県知事選（１０月２６日投開票）で県連が推薦を要請
していた元日本銀行福島支店長、鉢村健氏（５５）を支援しないことを決め、
県連も受け入れた。民主党が推し、１１日に立候補表明する内堀雅雄副知事
（５０）を相乗りで支援する方針だ。谷垣執行部は分裂選挙の危機を回避した。

　谷垣禎一幹事長や茂木敏充選挙対策委員長は１０日、党本部で県連会長の岩
城光英参院議員らと会談。谷垣氏は「鉢村氏でいこうと言うことはできない」
と述べ、県連の推薦要請に応じない考えを伝えた。

　茂木氏は会談後、記者団に「鉢村氏で大きな県民の支援を得る枠組みを得る
のは厳しい状況だ」と説明。岩城氏も「福島の復興のため、苦渋の決断をした」
と語った。

※無料部分ここまで


関連スレ：
【福島県知事選】自民は民主と相乗りで内堀氏支援へ　鉢村氏擁立の県連と分裂の可能性 [9/9]
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1410270520/

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逃げたか

鉢村は日銀このために辞めたの？
ハシゴ外されてどうすんよ

そんなもんでしょ

こいつはマジな選挙戦やったことがない。

相乗りして負けたら自民も民主も終わりだね＾＾

維新の党の時代が来るね＾＾

借金だけが残った

いきなり谷垣マジックか
なかなかやるな

さすがハニ垣だ
とりあえず、二敗は回避されたな
幹事長を変えたのは正解だった

鉢村氏日銀やめたんじゃなかったっけ?
当面党が抱え込んで生活見てあげるんだろうか
そうじゃないんならかなり気の毒だ

卑怯

自民「もう地方選で負けたくない」

これはGJだな
負けがひとつ減った

情けないね
チョンみたい

これも立派な談合だろう。
知事選には多額の税金が使われるんだろ？

アホだろ

この糞政党は

売国奴自民党ｗｗｗ

落としどころがあるのが自民、フリフォールが得意なのが民主。

卑怯がよく似合う政党だな

政策の違う候補に相乗りするからには納得できる説明が必要だが
それがない以上、ただ負けたくないだけということで実質自民の負け

事実上の不戦敗表明だな。ゼニの搾取には必至だが政治はほったらかし。
自民党らしいよ。

左翼連中は気にいらないなら内堀に推薦受けないように言うなり、独自に別の候補出せばいいだろｗ
まあ、放射脳どもがフクシマガー騒いでも県議選、総選挙、参院選と悲惨な結果だったもんなｗ

鉢村さんこれからどうするの？

＞県連が推薦を要請していた元日本銀行福島支店長、鉢村健氏（５５）を支援しないことを決め、

この人、わざわざ日銀支店長だったのを辞職までして出ようとしてたのにどうすんのマジで？ｗｗｗ

>>23
そりゃ自民が天下りさき用意してまんがなｗ
若いしｗ次がある…かもしれないｗｗｗ

戦わずして勝つ、ではなく、戦わずして負けるｗｗｗ
谷垣らしい素晴らしい消極性だｗｗｗ
戦わない腰抜けｗ流される無能ｗ

谷垣すごくいいｗこいつが幹事長じゃあ自民はボロ負けだｗｗｗ
谷垣に期待するｗｗｗｗｗ

岩城、今回の件で大臣にもなれず色々と残念。

民主党よりマシ(震え声)

最低だな
政権支持率も政党支持率も高いのになんで相乗りするんですかね

さすが!
勝負どころに自重をさせて加藤の政治生命をゼロにした谷垣

>>22 仙谷前官房長官とも仲良しだそうだから仕事はあるでしょうよ。

えええええ
こんな裏切りありかよ
スゲーな自民党

＞内堀雅雄副知事は近く立候補
この人がよいと思うよ
他の立候補者は、福島県民にはよくわからない人ばっかだし

>>29
鉢村は日銀職員でありながら、福島の復興策をつくり、政府に訴えた。
その姿を見た仙谷（当時は官房副長官）が鉢村を内閣府にスカウトした。
仙谷は今、落選中だから、何にもできない。
自民党が内閣府か復興庁の役職に就けるべきだな。
はしごを外したわけだから。
ただ、立候補すれば、鉢村は意外といけるかもな。
同情票が集まる。

浜通り原発乞食の主犯だったくせに、

原発推進だった過去には何の反省もなく、

事故後はちゃっかりと可愛そうな被害者を装って、

しまいには民主党知事憎しのあまり県政まで牛耳ってやろうとした、

最後の最後まで私欲丸出しだった

岩城光英・元自民党「電源立地及び原子力等調査会」副会長さん、

さようならｗｗｗ

自民党の逃亡が止まらない

>>4
兵庫支店の支店長だったわ

辞表だしてたがどうするんだべ

県連が早漏だったなあ

>>31
熊坂さんは福島市出身だろ、なんだその冷たさは(笑)
岩手県が小沢王国と化した中で自民党の旗を掲げ続け再選を果たしている元宮古市長。
この経歴からしてかなり気骨のある人物でしょう。

岩城は県連会長だけでなく、参議院の議運委員長も剥奪されるかな？

>>36
福島市出身なら髭の隊長さんがよかったけど、立候補を断ったし
内堀さん、福島出身じゃないけどずっと福島にいるからいいよもうこの人で
現知事より断然マシだから。

内堀副知事には福島高校に入学が決まっていた娘がいましたが、原発事故直後から家族を放射能被害の少ない東京に避難させて入学を取りやめさせました…この行動は福島は危険だとということを知っていたからです
http://m-tactics.jp/

原発の無尽蔵な推進は国の失策
プルサーマル承認は現知事の失策

政策のバランスという意味で福島県は
前知事のほうが正しかった

既存政党色の無い
原発問題解決の知識と実行力がある人が福島県知事になったほうが
日本人は幸せ

シナチョンアメリカの傀儡の匂いのしない政治家が良い

フグスマは人口もすくないのに、新聞はタクなんとかというブラックジャーナリズムも含めて沢山あるし、わかんね県だ。

韓国産・中国産食品（製品）情報掲示板

　　http://daikou119.bbs.fc2.com/

○|￣|＿ =3 ﾌﾞｯーー　ξ~敵国粗悪物ξ~

>>41 小針暦二か。

>>39
知ってた。

鉢村は自民が次回の衆院比例単独で面倒見ればいい。東北以外のブロックでも空きはあるだろうし。

自主避難した人と住み続けてる人がいがみ合う福島
どうせ誰が知事になっても、福島大丈夫です風評ですアピール続けるんでしょ？

http://eeldog.blog12.fc2.com/blog-entry-586.html
月刊政経東北という雑誌があって、福島市内の東邦出版というところが発行している。
発行人は奥平正という方。この雑誌の背景はよく分らぬが、8月号を買って読んでみたかぎりでは、
それほどおかしいことも書いておらず、除染関係など納得できる記事もいくつかあった。
このなかで、「SPEEDIの公表を妨げた二つの不備」という興味をひかれる記事があった。
（略）
さて、この記事の中で注目すべきは、現在の福島県の副知事・内堀雅雄氏は、
もともと総務省の官僚であり、佐藤雄平現知事がこの副知事を頼りにして災害対策をしている。

しかし総務省出身の副知事は国に先駆けて行動を起こすのを極度に嫌がり、
常に国のお伺いを立ててから対策を実施するので、復興復旧が遅れてばかりだという。

また、原発事故時に緊急対策センターにいた内堀副知事は、そこに送られてきた
SPEEDIの資料を見ている可能性が高い（一緒に見たと証言している課長もいる）
のであるが、見ていないと言っているという。
（略）
総務省の前身は旧内務省であるが、内務省といえば、官僚制の本丸ともいうべきところであった。
やっぱり国民よりも、治安維持優先、国体護持のほうが大事なのか。





＞見ていないと言っているという（笑
＞見ていないと言っているという（笑
＞見ていないと言っているという（笑

不戦勝

>>45 仙谷の息のかかった奴を公認するの？

鉢村さんは今夜はやけ酒か。くれぐれも川の側や、人気のない場所には近寄らないように。

鉢村さんてホントに退職したの。
辞表預かり総務局付けかなんかで様子見てたりしない？

立教みたいな三流大出ても日銀支店長になれるんだな

福島県連は外堀を埋められた

福島高校に進学決まってた子供を原発事故が起きたとたん
県外の高校に進学させた内堀が新知事かｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

そんな男が「福島は安全です、みんな来てください」と
トップセールスｗ

つくづく馬鹿な県だな

「福島の政治家は皆家族を逃がした」という噂は本当？
そういうわけないだろう？

>>40
>>プルサーマル承認は現知事の失策

それってプルサーマル導入を拒否した件で、冤罪事件をでっち上げて栄佐久元知事を知事の座から強引に引きずりおろした挙句に前科者に仕立て上げ、
後任の雄平には自民の福島県議が入れ替わり立ち代わり、議会でプルサーマル導入を強制した結果なんだけど、このことに関して、お前はどう思う？


佐藤憲保（自由民主党・郡山市選出）　

平成21年2月定例会代表質問・平成21年2月24日（火）
http://www.pref.fukushima.jp/gikai/fu_5/02/data/200902/iken/01.html

「　次に、原子力政策についてであります。

　本県は、平成十年に全国で最初にプルサーマル計画の事前了解を行うなど国策である原子力政策に協力し、立地地域との共生による地域振興も同時に推進してきたところであります。
ところが、平成十四年の東京電力のデータ改ざんに端を発した不正問題などが発覚し、信頼関係が一瞬にして失われ、以来県も県議会もプルサーマル計画の白紙撤回等、慎重な姿勢を続けてまいりました。

　その後、平成十八年十一月以降も過去のデータ改ざん問題の発覚や平成十九年七月の新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の被災などから、信頼回復、耐震安全性の強化が重要な課題と
なってきたところであります。
こうした中、国においては、安全規制の強化を図るとともに、本県等の要請にもこたえて、耐震安全性の審査体制の整備などに取り組みながら原子力政策を推進してきております。
また、東京電力においても、情報公開と透明性の確保、耐震安全性の確保や防災組織体制の整備に努めてきております。

　このような状況を踏まえ、原子力発電所が立地する地元四町においては、国や東京電力の取り組みをつぶさに検証、議論し、一定の評価をするとともに、核燃料サイクルへの協力が必要であるとの認識に至ったとしております。
その上で、立地四町は去る二月九日に知事に直接お会いしてその内容を報告するとともに、県議会に対してもプルサーマル計画の議論の再開を強く要望したところであり、我が党としては重く受けとめております。
これらの経過を踏まえ、地元四町が原発との共生を前提として判断された以上、今までのように地元及び県議会の意見、意向を踏まえて判断するとしてきた県の姿勢は改めるべきであり、地元の申し入れを踏まえて
一歩踏み出して県みずからの判断を示すべきと考えるものであります。

　そこで、県はプルサーマル計画を初めとして原子力政策について今後どのように取り組んでいくのかお尋ねいたします。」

自民はカスだな

谷垣のせいで民主党が息を吹き返してしまう。

>>54
おかしいとしたら、それは政府じゃないのか

やっぱ双葉選出の県議は、数多いプルサーマル県議の中でも、かなりひつこいぞｗ


吉田栄光（自由民主党・双葉郡選出）

平成21年2月定例会一般質問・平成21年3月4日（水）
http://www.pref.fukushima.jp/gikai/fu_5/02/data/200902/iken/10.html

「　次に、プルサーマル計画についてであります。

　ＭＯＸ燃料の安全性については、本県は平成十年十月、福島県原子力発電所安全確保技術連絡協議会安全対策部会で、現在の使用されているウラン燃料と同等の安全性を確保し得るもので、
特に問題はないものと事前了解した経過がございます。しかしながら、十四年の原子力発電所データ改ざん問題から端を発し、原子力発電所における信頼回復と安全確保に関する意見書が本県議会から国に出され、
プルサーマル計画は実施しないこととされて現在に至っております。

　一方で、本年二月九日に原発が立地する県原子力発電所所在町協議会が、東京電力の信頼回復と安全の取り組みを検証し、東京電力が大熊町の第一原子力発電所三号機で計画しているプルサーマル計画の
実質受け入れを決め、県及び県議会にプルサーマル計画について議論再開の要望が出されました。

　そこで、県は県原子力発電所所在町協議会からのプルサーマル計画の議論再開の要望をどう認識しているのかお尋ねをいたします。

　次に、東京電力の信頼回復についてであります。

　所在町協議会は、信頼回復のため、国や東京電力のこれまでの一連の問題について、情報公開や取り組みを継承し、プルサーマル計画の安全確認の議論を重ね、東京電力の信頼回復がなされたと一定の理解を示しているところであります。

　また、私は平成十年当時、本県のＭＯＸ燃料の安全評価の結果からすると、これら政策の議論は十四年度以降の国や事業者の取り組みや信頼回復を継承すべきことと考えることから、そこで東京電力の信頼回復の取り組みについて、
地元としては維持基準を含め評価できるものと認識しているが、県はどのように認識しているのかお尋ねをいたします。

　次に、現在国が進めるプルサーマル計画は、中部、関西、中国、九州電力主要電力会社と電源開発などの事業者が国の許可または地元了解を得て、二〇一〇年導入を目指した取り組みが行われております。

　また本日、北海道知事が理解を示した報道があり、これら原子力所在県においても慎重に熟慮し、プルサーマル計画の安全確認と確保が検証されたことと思います。

　私は、これまで発電所と共生してきた本県にとって、地元の要望を真摯に受けとめ、本県も原子力政策の議論を再開する時期に来ていると考えることから、プルサーマル計画について議論を再開すべきと思うが、県の考えをお尋ねをいたします。」

日本の政治はエリートばかりだと思っていましたが
違うのでしょうか?

敵前逃亡だな

不戦敗か
情けない奴らw

>>60
情報が古い

これで一勝は確保したな。
次は沖縄県知事選も相乗りすれば二勝間違いなしだ。

>>56
福島県民の立場だったら、

原発の是非はあるでしょうが、

少なくとも、
当時の県知事も県議会議長も県議会議員も、
プルサーマル賛成派は全員　

選挙やリコールで、

　熱　い　お灸　が必要ですな。

>>64
佐藤知事がプルサーマルを認可するに至った経緯だから、時期的にはこれが正しいだろう

>>65
確かに沖縄も民主は現職以外支持しようがないｗ
早々と辺野古への移設推進に方針転換したんだからな

また不戦敗か。
ハニガキと二階じゃあ、選挙が民主レベル。
次世代が出てくれればそっちに期待と応援がいきそうだ。

民主は勿論自民党にもがっかりさせられた。
鉢村は捲土重来だ。

＞http://hello.2ch.net/test/read.cgi/%63u%72%72y/1408679229/

福島民報社説

本県は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、今も非常時が続いている。
復興を強力に推進しなければならない。今回の知事選は福島の現状と県民の思い、古里再生
への願いを全国に発信する絶好の機会だ。政策論争を通じ、県民自身が未来に向かって前進する
決意を新たにする場ともなる。

活発な論戦が望まれる中、自民党、民主党などが「相乗り」となる流れが強まっている。
自民党県連は鉢村氏の擁立を一度、機関決定したが、党本部に認めてもらえず撤回した。
県連は党本部と連携し、既に民主党などが支援を決めている内堀氏を推す方向だ。
内堀氏は、自民党県連が今春の定期大会以降、対決姿勢を示してきた佐藤知事の後継と
目されている。自　民　の　対　応　は　一　貫　性　が　な　く、　
県　民　か　ら　見　る　と　理　解　し　に　く　い。

自民党本部は本県が原発事故という大きな課題を抱えていることから、党派を超えて結束する形が
必要だとしている。「結　束」と　は　選　挙　後　に　言　う　言　葉　で　は　な　い　の　か。

選挙戦で互いの立場を明確にし、政策を主張し合うことこそが、福島のためになるはずだ。
福島再生への道筋、原子力政策の在り方、今後のエネルギー政策など、県民が聞きたいことは数多くある。
論戦を経て勝敗が決した後は一致結束して課題に対処する―。
それが、あるべき形だろう。
知事選での与党系候補の敗北回避など、党内事情が先にあるとすれば
本　末　転　倒　と　言　わ　ざ　る　を　得　な　い。

今の福島に必要なのは　中　央　の　論　理　で　は　な　い。
原発事故を経験した県民はそれをよく知っている。（佐藤　研一）

福島民友社説

過去２度の知事選で佐藤氏を支援した４者協は今月４日の退任表明まで佐藤氏に
進退判断を委ねた結果、政策論争の遅れを招いたとみなければならない。

与野党相乗りの選択については、党派を超えて復興を進める必要があるとの理屈は理解できる。
だが勝つことよりも　負　け　な　い　こ　と　に　こ　だ　わ　る　政　党　の　姿　勢　は、
復興を先導するリーダーを誰に託すか真剣に考えている　県　民　を　あ　ま　り　に　
な　い　が　し　ろ　に　し　て　い　る　と言わざるを得ない。

震災と原発事故後、初めて行われる重要な知事選だ。立候補予定者だけでなく政党も復興への確たる道筋を示し、
県民の審判を仰ぐ必要があることを肝に銘じなければならない。

現知事に対して執拗にプルサーマル発電の承認を求め続けた自民党福島県議たちの軌跡


斎藤健治（自由民主党・須賀川市選出）

平成21年6月定例会代表質問・平成21年6月25日（木）
http://www.pref.fukushima.jp/gikai/fu_5/02/data/200906/iken/01.html

「　最後の質問になりますが、プルサーマルについてであります。

　国は、使用済みウラン燃料の再利用と純国産のエネルギーの確保等の観点から、平成九年二月にプルサーマルの推進を含む原子力政策を閣議で決定し、当時の総理大臣が知事に対しプルサーマルへの協力を要請されました。
東京電力は、福島第一原発三号機にＭＯＸ燃料を装荷する意思を表明、本県はさまざまな観点から検討を行い、平成十年十一月、全国初となるプルサーマルの事前了解をしたのであります。

　しかし、その後ジェー・シー・オーの臨界事故やＭＯＸ燃料のデータ捏造、さらには平成十四年八月から九月にかけて東京電力の自主点検記録データの改ざん問題など不祥事やトラブルが次々と発覚し、国及び東京電力に対する信頼が失墜したのであります。

　これらのことから、知事は平成十四年九月の県議会で白紙撤回を表明され、県議会においても同年十月十一日、プルサーマルは実施しないなど十項目の意見書を採択し、プルサーマルについては現在白紙撤回の状態のままであります。

　私たちは、七年前にフランスのメロックス社を視察し、ＭＯＸ燃料を製造している工場も直接見てきました。フランスの原子力発電所では、既にプルサーマルを実施しており、安全対策をしっかりと行えば問題はありません。

　本年二月には、原子力発電所所在町協議会よりプルサーマル導入に向けた議論再開の要望も受けており、去る六月十日、佐賀県玄海原子力発電所三号機のプルサーマル計画に係る主な経緯について会派としての調査を実施してきました。
玄海原発では、ことし八月下旬から三号機の定期検査を開始し、十一月中旬に定期検査終了予定で、その期間にプルサーマル計画のＭＯＸ燃料を装荷して、いよいよプルサーマルによる発電となるようです。

　このような経過を踏まえ、六月二十二日、我が党の原子力発電対策本部会議を開催し、東京電力株式会社から原子力発電所の耐震安全性評価結果中間報告について説明を聞くとともに、原子力発電問題について検討いたしました。

　その結果、平成十四年十月に意見書を採択して以降、東京電力及び国においては安全・安心のためさまざまな取り組みにより信頼関係は回復し、意見書採択当時の状況と大きく変化しているものと認められることから、
我が会派としてはこの意見書は凍結すべきであるとの意見で一致しており、議長に対し本県における原子力発電問題について協議されるよう要望いたしました。

　そこで、知事に尋ねますが、議会の議論は議論として、みずからも判断すべきと思います。

　福島県内原子力発電所におけるプルサーマル計画の実施について知事の考えをお尋ねし、以上で質問を終わります。御清聴ありがとうございました。」

民友は相変わらず、チキンだな