【社会】京大、買い物客を無断撮影…文科省が文書で注意

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 京都大学が京都市内の商業施設で、買い物客らを追跡する実験のためにカメラ34台を設置し、
今年4月まで約3年8か月にわたって買い物客らに無断で撮影していたことがわかった。
 実験は国の補助金を受けて行われており、大学から報告を受けた文部科学省は8日、
「プライバシーへの配慮に欠けたのは問題」などと文書で京大に注意した。
 施設は「新風館」(京都市中京区)。衣料品店や飲食店など30店舗が入り、年間約150万人が訪れる。
 実験は文科省の公募事業で、テロや犯罪防止のためカメラで特定の人物を追跡する技術の開発が目的。
京大学術情報メディアセンター(同市左京区)が東京大、名古屋大、大手電子機器メーカー「オムロン」
(同市下京区)の子会社と共同で2010年9月に始めた。
事業は今年度までで、この間、約4億3000万円の補助金が支出され、うち京大分は約1億500万円。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140812-OYT1T50086.html