【社会】派遣SE、逮捕へ…警視庁への提出情報がベネッセDBと一致

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ベネッセコーポレーションから顧客情報が流出した問題で、情報を持ち出した疑いが持たれている
システムエンジニア(SE)の男性から、警視庁に任意提出された子どもの個人情報が、
ベネッセ社の顧客データベース(DB)のものと一致していたことが関係者への取材でわかった。

同庁は、SEが持ち出しに関与した疑いが強まったとして、週内にも、
不正競争防止法違反(営業秘密領得、開示)容疑で逮捕する。

関係者によると、SEはベネッセ社のグループ会社「シンフォーム」(岡山市)の東京都多摩市の事業所で、
DBの管理業務を担当していた派遣社員。貸与されたパソコンで、DBにアクセスするIDを与えられていた。

同庁によると、SEから任意提出を受けた記録媒体に入っていた大量の子どもの氏名や生年月日などの
個人情報について、DBに保存されていたデータと照合した結果、一致していたことが判明。
同庁では、記録媒体に入っていたのは、DBから持ち出された情報だと判断した。記録媒体には昨年末から、
ベネッセの内部調査で流出が発覚する直前の6月までの間、何度もデータを上書きした形跡があり、
同庁はSEが顧客情報が更新されるたびに持ち出したとみている。

2014年07月16日 07時53分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140716-OYT1T50013.html