12日午後、栃木県真岡市の女子高校で、文化祭に参加していた生徒26人が熱中症の疑いで病院に搬送され、
消防によりますと、このうち1人は意識がもうろうとしていて症状が重いということです。
12日午後3時半ごろ、真岡市の県立真岡女子高校で、女子生徒が手足のしびれを訴えていると、学校側から
消防に通報がありました。
消防によりますと、生徒26人が熱中症の疑いで病院に搬送され、このうち1人は意識がもうろうとしていて
症状が重いということです。
この高校では11日と12日の2日間、文化祭が開催され、搬送されたのは屋外で集団演舞を行っていた3年生と、
それを見ていた1、2年生が中心だということです。
栃木県には12日、高温注意情報が出されていて真岡市では、午後3時前に33度3分の最高気温を観測していました。
この高校では11日も演舞の練習などをしていた女子生徒7人が熱中症の症状を訴えて搬送されています。
真岡女子高校の福田平教頭は「きのうのことを受けて、きょうは朝と集団演舞の前に、生徒たちの健康状態をみて、
こまめに水分補給をすることなどを指導しましたが、残念なことになってしまった。生徒や保護者の方などにご迷惑を
おかけして申し訳なく思っています」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140712/k10015966641000.html