中高生に大麻蔓延…捕まった17歳は「中3から吸っていた」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/151773 兵庫県で高校生が大麻所持で逮捕された事件はショッキングだった。
捕まったのは大阪府内の私立高校3年の少年(17)。先月15日午前4時半ごろ、
尼崎市の路上で乾燥大麻3・7グラムを所持していたため、大麻取締法違反で現行犯逮捕された。
「驚きなのは本人が“中学3年のころから、これまでに100回くらい吸った”と供述したこと。
最初は神戸に旅行したとき、友だちから“こんなのあるで”と大麻を渡されて吸った。
以来、家のカネをくすねて1グラム4000〜5000円で買っていたようです。クラブにも出入りしていたため、
クラブの遊び仲間も関係しているかもしれません。少年は髪を金色に染めていますが、
カネ欲しさに恐喝をするような札付きのワルではないそうです」(捜査事情通)
薬物汚染はどんどん若年化、ついに中学生が大麻にはまる時代となった。彼らはどうやってクスリを入手するのか。
「中高生の場合、多くは不良の先輩から譲り受けるパターンです。軽い気持ちで受け取り、覚醒剤と違って中毒性がないため、
“捕まっても大した罪にはならない”と考えてしまうのです。1グラムをたばこ状にすると4、5本分になります」(薬物に詳しいジャーナリストの上野友行氏)
ネット通販を利用する若者も多い。
「裏サイトの『草あります』という書き込みを見て申し込みます。ただ、売人は現物を郵送せず、
公園や駅のホームなどで手渡すことが多い。人がたくさんいるほうが警察に見つかりにくいからです。
捕まった高校生は札付きの不良じゃなかったとか。大麻をやっている高校生のほとんどはアシがつくのを恐れて目立つような悪さはせず、
自分や仲間の部屋でこっそり吸っている。幻覚を見て暴力事件を起こすこともないから、捕まりにくいのです」(あるジャーナリスト)
今回の事件は氷山の一角か。