>>848 ここから逆算しただけ。
広島新聞 平成9年3月28日
福山市汚土運搬詐欺事件控訴審 社長に猶予刑判決 広島高裁
福山市の町内清掃汚土収集運搬業務に絡み、市から委託料をだまし取ったとして詐欺、強要罪などに問われた福山市草戸町3、備掃社社長、
塩村一被告(62)の控訴審判決公判が27日、広島高裁であった。
荒木恒平裁判長は「従業員らの供述は警察官の思い込みに基づき誘導的。被告に詐欺を犯す意図があったとは言えない」として1審判決を破棄、塩村被告に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。
判決によると、塩村被告は福山市と委託契約し、汚土をトラックで運んで1台当たり約2万円の委託料を受け取っていた。
1審で同被告は従業員の供述から、1988年に建設残土を汚土と偽って運び、市から委託料計約422万円をだまし取ったとされたが、
裁判長は「従業員らの供述は抽象的で被告が詐欺を指示したとは言えず、客観的事実とも異なる。残土運搬は被告に隠していた形跡がある。
被告の自白は保釈のため安易に認めたもので信用出来ない」として被告は共謀していないとした。