事実婚も体外受精可能に…日産婦が正式決定
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140622-OYT1T50000.html 日本産科婦人科学会(日産婦)は21日、東京都内で総会を開き、
不妊治療で広く行われている体外受精について、
「結婚した夫婦に限る」とした指針の条件を外すことを、正式に決めた。
日産婦は、婚姻届を提出しない男女のカップルが増えるなど
家族形態の多様化が進み、社会の意識が変化していることなどを受け、
指針の変更を検討していた。これにより、体外受精や受精卵の母胎への移植といった
不妊治療は、事実婚の男女のカップルでも受けることが可能になる。
総会後の記者会見では、日産婦が日本産婦人科医会と共同で、
子宮頸けいがんワクチンについて医師向けのマニュアルを作成し、
接種医に配布する方針も明らかにされた。