「東洋のノーベル賞」バイオ医薬部門に京大の本庶氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000535-san-cn 【台北=田中靖人】台湾の企業家が「東洋のノーベル賞」を目指して創設した「唐奨」の運営団体は19日午前、バイオ医薬部
門の第1回受賞者に、京都大大学院医学研究科の本庶(ほんじょ)佑(たすく)客員教授(72)を選んだと発表した。
米テキサス大の研究者との共同受賞で、本庶氏は、免疫に関わる「T細胞」の研究により、有効な抗がん剤の開発に道筋
付けたと評価した。
本庶氏は、分子免疫学の専門家で、京都大医学部長、日本免疫学会会長などを歴任。平成25年には文化勲章を受章した。
現在、静岡県公立大学法人の理事長も務める。
唐奨の賞金は、5千万台湾元(約1億7千万円)。9月に台北で授賞式を行う。