日本代表の不振――どうしてこうも盛り上がらないのか。JFA関係者が頭を抱えるが、それもそのはず。
日本人選手が華々しく海外リーグへ渡っているが、その急先鋒たる本田圭佑・香川真司は試合にほとんど出られず干され状態。
一部選手が国内最後の親善試合だったキプロス戦後、六本木に繰り出し酒盛りをしていた現場も目撃されているが、
本当に大丈夫なのか? 日本!
FIFAワールドカップ2014ブラジル大会の開催を目前に控えた5月末、各地でW杯の優勝祈念イベントが開催。
ここぞとばかりに、元代表選手や解説者などが活躍するが、旅人こと、元日本代表の中田英寿氏も例外ではない。
中田氏は5月31日、京都府・下鴨神社で行われた「中田英寿氏に託す 〜式年遷宮奉祝事業 蹴鞠でW杯必勝祈願〜」に登壇。
平安貴族の鞠装束姿で、蹴鞠を鑑賞した。ただ、来場したファンからは、失望の声が上がっていたようだ。
「中田氏は、せっかく衣装まで着てキメていたのに、蹴鞠には参加しなかったんですよ。
子どもたちから『中田さん蹴って〜』の声も上がりましたが、『神事に参加するのはおこがましい』として丁寧にお断り。
会場は残念な雰囲気になっていました」(現場のファン)
いかにも中田氏らしいが、実際、国内でW杯への期待は高まっておらず、イベントを開くことでグッズを売りたい関係者の間には、
すでにあきらめムードが漂い始めている。グッズ販売関係者が明かす。
「正直、グッズがまったく売れないんですよ。数十億単位の売り上げを見込んでいたものの、
開催が目前に迫った 5月末まででさえ、都内の某百貨店では一日の売り上げが2万円に満たないこともある。
南アフリカの時は、予選突破の効果もあって、全体で400億円は売れました。今回は予選突破の見込みも薄く、すでにグッズの生産はストップしています」
それでもユニフォームなどは、少しは売れているようだが、試合が真夜中にあることも販売不振に影響を及ぼしている。
果たして、不振を覆してビジネスでも成功を収めることができるのか?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140620-00010000-cyzoz-soci