【国際】「今の中国・ロシアはナチスに似ている」=欧州で世界秩序への不安広がる

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878名無しさん@0新周年@転載は禁止
漢化と抑圧の間で ウイグル・レポート2014
http://kinbricksnow.com/archives/51890682.html
静かな抑圧は他にも多い。それは漢人移民の増加や漢人経済の無法図な拡大だったり、インフラや教育現場におけるウイグル語の大幅な減少だったり、
漢人商店のウイグル人に対する激しい雇用差別だったり、宗教文化に対する異常なまでの規制(イスラム教的世界観への配慮なき侵害)だったり、
農村部を中心にしたウイグル人住民への過剰な警備体制や監視密告社会の構築だったりする。

他の地方都市と違い、ウルムチ市内(特に漢人街)ではそれほど治安関係者の姿は目立たない。ただ、ウイグル人街のバザールの近辺には、
胸にアサルトライフルを抱いた迷彩服姿の武装警察の屯所があった。行きかう人々を常に監視している。

http://kinbricksnow.com/archives/51890741.html
経済発展だけならあながち悪い話でもないはずなのだが、問題はテナントや土建屋が外来の漢人経済を潤すばかりで、
地場のウイグル経済にお金を落とすシステムになっていないのが非常に悩ましい問題である。
ちなみに、こうして建築されたマンションには、元々その土地にいたウイグル住民の入居が政府の手で進められており、
元の住民が土地を失って路頭に彷徨わないような防止策が(ある程度は)とられている。当局側はこれを反貧困対策として
盛んに宣伝しており、メディアを通じて「党と政府の温情」を再三アピールしている。
内地の中国人庶民がしばしば「新疆にあれだけインフラ整備してやってるのに、テロや騒乱ばかり起こすウイグル人は恩知らずだ」
と吐き捨てるように語る例が多々あるのも、これらの事実に根拠が求められるといえる。

もっとも、肝心の現地の人間にこうした「反貧困対策」が歓迎されているかは別の問題だ。あるウイグル人はこう話す。
「昔から住んでいた一戸建てがなくなり、手抜き工事のマンションが与えられます。もともと上下水道を使わない現地の人は、
マンション生活をさして便利とは考えておらず、移住に最後まで抵抗する人も多い」
また、こんな話もある。
「中国は『経済発展をしてあげる』と言って、外地から漢人の労働者を大量に連れてくる。墓地まで壊されて、その上にゴミを捨てられる。
現地にお金は落ちず、環境汚染と不満だけが残っていく」