【生殖医療】「卵子提供」進まぬ法整備、「卵子」求めて海外へ渡る女性たち [4/27]

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>>1の続き
■「結婚相手が私でなければ」
神戸市の医療職、鈴木知子さん(52)=仮名=は、延べ20年にわたる不妊治療を経て卵子提供を選択した。
夫に対し「結婚相手が私でなければ…」と申し訳なさを感じ、離婚まで考えた末の決断だった。

当初はある仲介団体を通じての卵子提供を考えたが、「日本人ドナーを紹介するなら100万円程度の手数料が必要だ」と言われ、
「出産を金もうけに利用している」と嫌悪感を覚えて断った。
その後、信頼できるタイの病院を独力で探し当て、中国系タイ人のドナーから提供を受けた。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140427/wlf14042712000001-n2.htm

2014.4.27 12:00 (3/3ページ)
出産直後の元気な産声に安堵してから1年。長男はつかまり立ちをしたり、言葉を発したりと、日に日にできることが増えていく。
街で「ママに似ているね」と声をかけられることがあり、たまらなくうれしい。
鈴木さんは、長男に優しいまなざしを向けながら、しみじみと語った。
「この子は私が産んだ、私たちの子供です」

卵子提供 

病気などで妻の卵子が使えない夫婦が、第三者から卵子の提供を受けて妊娠・出産を目指す手法。
厚生労働省の部会は平成15年、医学的理由があるケースについて「匿名の第三者からの提供に限って認める」とする報告書をまとめたが、
明確な規制法はなく、海外に渡航して行われることが多い。
昨年秋、不妊治療として卵子提供で子供をもうけることを認める法整備を検討する自民党のプロジェクトチームが発足。
ただ、卵子提供を法的に広く認めれば、家族関係が複雑になるなどとする慎重意見も根強く、議論が難航する可能性もある。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140427/wlf14042712000001-n3.htm