【外交】キッシンジャー機密文書を入手 米国が警戒した日本の核武装、右傾化 [4/18]

このエントリーをはてなブックマークに追加
151150@転載禁止
では竹島は何なのか?日韓はいずれも米国の軍事同盟国であり、西側に位置する勢力でありながら、
なぜ米国統治下の日本で、韓国による竹島侵略が黙認されたのか?
竹島を取り込んだ李ラインは、軍事的な便宜から敷かれていたにすぎないマッカーサーラインを踏襲したものだが、
李承晩大統領は、SF講和条約時に、竹島及び対馬への領有権を執拗に主張していた。
目的は日本統治時代の漁業権益を既得権として、独立後も維持しようという欲望があり、
のちに、請求権問題では日本側の半島残置資産が圧倒的なため不利におかれる対日交渉材料に、
拿捕した日本漁民を人質として利用する目的も併せ持つこととなった。
李は竹島占領に成功した後、対馬への侵攻も企て、韓国軍を南部に集結させている。
その背後を撃ったのが金日成の北朝鮮による南進であり、朝鮮戦争の勃発である。
この背景に、アチソン米国務長官による防衛ライン(アチソンライン)から朝鮮半島が省かれ、
マッカーサーは朝鮮半島に全く近寄っていなかったことも相まって、
金日成が米国の韓国防衛意思の欠落を見込み違いしまったことがある。
米国のこの姿勢の裏には、台湾侵攻を準備していた中共の計画を、
朝鮮半島への介入優先により、挫いてしまう狙いがあった。
要するに、竹島は、その侵略成功により李に次には対馬へと狙いを定めさせ、
その結果、北朝鮮の南進を呼び込み、中国をそこに介入させ、
それによって台湾防衛が成る、そういう構図になっていたわけである。
つまり、竹島は台湾防衛の人身御供だったわけだ。そうまでして守った台湾を、
今度は朝鮮半島を優先して見捨てようとしている、それが現在の米国の利己的に過ぎる戦略である。