Cameron Accepts Maria Miller's Resignation After Expenses Uproar
By NICHOLAS WINNING and PAUL HANNON
http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-CH261_ukpol0_G_20140409035413.jpg 英国のキャメロン首相は9日、経費請求をめぐり批判が強まっていたミラー文化・メディア・スポーツ相の辞任を承認した。
ミラー文化相はキャメロン首相に宛てた書簡で辞意を表明し、自身がロンドンの住宅に関連して請求した経費を
めぐり批判が続いているため、「現政権が我が国を立て直すために行っている重要な作業から焦点がそがれている」と
指摘した。
キャメロン首相は返信で、同相は政権での実績に「誇り」を持つべきだとし、将来のある時点で内閣に復帰するよう
望んでいると述べた。
「倫理基準委員会が文化相に対する根拠のない疑いを晴らしたという、ここ最近の発言の大部分に欠けていた点を
明確にすることが重要だと考える」と記した。
ミラー文化相は、後に売却したロンドンの住宅に関連して経費請求していたことが明らかになり、
辞任を求める声が強まっていた。それでも同相を支持してきたキャメロン首相にとって、今回の辞任は打撃となる。
同相の経費請求をめぐる議論はまた、前議会で発覚したさまざまな経費スキャンダルを思い起こさせる。
全ての主要政党はスキャンダルを受け、議会への信頼を取り戻すため経費制度の改革を約束した。
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