Citi Pay Proposal Opposed by 2 Proxy Firms
By JON VUOCOLO AND CHRISTINA REXRODE
米議決権行使助言会社イーガン・ジョーンズは米シティグループの役員報酬案について、
報酬と業績にずれがあるとして、同反対票を投じるよう株主に推奨した。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が先ごろ、増配や自社株買いの拡大を含むシティの資本計画を却下したことについて、
シティの経営陣にとっては予想外で大きな痛手だと述べた。
同業のグラス・ルイスもシティの役員報酬案に反対している。同社は先週発表したリポートで
「業績と報酬を比較した結果、シティはまたもや業績と報酬を連動させていないことが分かった」としたほか、
業績査定の基準と各自の賞与額の上限をきちんと公表していないと指摘した。
一方、米議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシズ(ISS)は2日、
シティの取締役人事案と役員報酬案に賛成票を投じるよう株主に推奨した。
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