初音ミクに代表されるボーカロイドを学校教育の現場に導入するケースが増えており、ネット上で話題になっている。
たとえば、徳島県の私立四国大学では、2015年度から2年生の短期大学部音楽科でボーカロイドを使用した音楽制作を学ぶ
「音楽制作コース」を設置。音楽系の大学としては日本初の試みで、作詞・作曲やDTM(デスクトップミュージック)の基礎から、
ボカロ作品制作を学ぶことができる。
また、東京都武蔵野市の藤村女子中学校では、音楽の授業でボーカロイドによる作曲を導入。授業の様子は、初音ミクの
YouTube公式チャンネルでも紹介されている。
ボーカロイドで楽曲を制作し、ニコニコ動画などで公開する、通称・ボカロP(ボーカロイド・プロデューサー)が、プロのミュージシャン
となることも当たり前になり、世界ではボーカロイドが日本のポップカルチャーとして認知されつつある。学教教育の場にボカロが
登場するのも、当然の流れといえそうだが、ネットユーザーの意見は様々だ。ツイッターの反応を見ると、
「まあ大学からならいいんじゃない?外国人にも人気の出そうな講義内容になりそうだし」
「時代が追いついた。音楽のハードルを下げて門を広げたのは確か」(原文ママ)
「ボカロエディタは作曲ツールより視覚的且つ直感的に操作するのに向いてるし、音楽を楽しく学ぶという意味では中々いいのでは?」
などと、ボカロの教育現場導入を歓迎する声がある一方で、
「ボカロを導入ってどうなのかな
人気はあって良いかも知れないけど教育としては…」
「個人的にボカロもアニメも趣味に止めて皆違って皆いい位で大人しく見守る方が良いと思うんですがね」(原文ママ)
「ボカロを音楽教育に導入検討。ボカロって趣味で好き勝手やるから面白いのであって、お勉強としてはどうかと思う。
うちのおチビが宿題でボカロ調声やんなきゃって言い出したり、受験に出るなんてことになったら… (ノД`) なんか違う〜」
と、ボカロはあくまで趣味として楽しむもので、教育の場で学ぶものではないという意見も多い。
(抜粋)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140404-00000005-rnijugo-sci