読売
小渕氏「弱い」クリントン氏の追悼文草稿にメモ
2014年04月07日 15時02分
【ワシントン=井上陽子】2000年6月、小渕恵三元首相の葬儀に際してクリントン米大統領(当時)が用意した追悼スピーチの草稿が、このほど公開されたクリントン政権時代の機密文書の中で見つかった。
クリントン氏は葬儀出席のため来日し、葬儀後に追悼スピーチを読み上げた。
印字された草稿では、小渕氏について「正しい時期、正しい場所にいた人物として歴史に残るだろう」と記した一方で、「weak PM(弱い首相)」という手書きのメモが残されていた。
クリントン氏自身かスピーチライターが、福田赳夫、中曽根元首相と同じ衆院選挙区で苦戦を強いられた小渕氏の選挙事情や、
内閣支持率が低くて「冷めたピザ」と称された小渕氏の就任当初を考慮して書いた可能性がある。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140407-OYT1T50064.html?from=ytop_ylist