【国際】「愚かにも中国の顔に泥を塗ろうとしている」 中国外務省、安倍首相発言に反発

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中国の対日戦略:イアン・ブレマーの分析
http://geopoli.exblog.jp/21961087/
イアン・ブレマーによる日中関係の説明
by ジョー・ウェイゼンタール

Q 中国と日本の緊張はどれくらい深刻なものなんですか?
(ブレマー):
(略
中国側は(ダボス会議に)あまり多くの代表を送り込んできていませんが、まあわかりますよね。だって彼らは中国で
ダボスのようなことを夏に開催してますから。彼がここに来ると批判されますが、自国で開催する時は議論も
コントロールできますし。
しかしここには何人かの中国政府高官も来てますし、日中関係には極めてタカ派な意見を持っていることは確実です。
私が参加した世界の安全保障に関する会議では、ある中国政府高官が「東アジアにはトラブルメイカーが二人いる。
安倍晋三と金正恩だ」と発言してました。
そして彼は自国政府を批判することができる立場の人間ではないわけですから、彼がこのようなことを言うという
ことは、それが中国政府の見解に沿ったものであると見て間違いないでしょうね。

Q,中国の戦略は?
(ブレマー):彼らの戦略は、日米間にくさびを打ち込むことです。彼らはアメリカにたいして「日本こそが問題だ」
と見せつけたいわけです。つまり日本を、現在のイランとの交渉における中東でのイスラエルのような存在に
思わせたいということですね。
最近の中国は、アメリカにたいして微笑外交を展開しています。彼らはアメリカが中国にサインさせようと長年狙って
きた相互投資協定に合意しましたし、バイデン副大統領が最近中国を訪問した時には、多角的な貿易・サービス協定
も合意しました。バイデン氏は習近平氏と2時間も会談してますが、これは前例のないことです。
よって、中国がアメリカとの関係強化に真剣に動いているのはあきらかです。そしてこうする理由はことの他多い
のです。米国経済は復調しつつありますが、中国はここにもチャンスがあると見ています。なぜなら米政権内にいた
対中タカ派が次々とオバマ政権から離れているからです。