ハンマーを使ってたたき割る食べ方が非常にユニークな、チョコレート菓子
「SCHNEEBALLEN(シュネーバレン)」が、2013年9月に日本初上陸、
百貨店の岩田屋(福岡市)で多い日には1日800個売り上げているという。
シュネーバレンのルーツは、ドイツで300年以上前から伝わる伝統菓子「シュネーバル」。
平麺のような細長い生地をボール状に丸めて油で揚げ、砂糖をまぶしたものや、
チョコレートでコーティングしたものだ。
やわらかい口当たりのこのお菓子を、韓国で大胆にアレンジ。多彩なフレーバーや
コーンフレークのようなクリスピー食感、さらにハンマーでたたき割るという
食べ方の演出を加えた。このアレンジが功を奏し、2012年には新世界百貨店(ソウル市)で、
1日4000個、2カ月で10万個以上販売という爆発的な大ヒットとなった。
そして昨年9月、韓国スタイルのシュネーバレンが福岡へ初上陸。
またたく間に注目を集め、洋菓子フロアの中でもめざましい売れ行きとなった。
その人気を受け、今年2014年2月から3月18日まで大阪三越伊勢丹(大阪市)に
期間限定ショップが登場し、1日500個近く売り上げるなど話題を集めた。
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