【社会】韓国船籍とパナマ船籍の衝突事故 重油が千葉県に漂着 ひじきなどに影響 除去作業

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★重油が千葉県に漂着 除去作業
03月19日 17時21分

18日、神奈川県三浦市沖の浦賀水道で貨物船どうしが衝突した事故で、沈没した船から流出した
重油が千葉県の海岸に数キロにわたって流れ着き、収穫期を迎えたひじきなどに影響が出ていることから、
県や市が除去作業を始めました。

この事故で沈没したパナマ船籍の貨物船「ビーグル3」には、燃料のおよそ400トンの重油が
積まれていて、海に漏れ続けています。

その一部が、事故現場から北東におよそ10キロの千葉県富津市の海岸に数キロにわたって流れ着き、
岩場や波消しブロックに黒い油が付着しました。

海岸には重油のほか、沈没した貨物船のものとみられる鉄板やシート、木材などが流れ着いていて、
県の担当者が油の量や漂着物について写真を撮るなどして、被害の状況を確認しました。

そのうえで、19日午後から富津市と共に油の除去作業を始め、このうち富津市金谷の岩場では、
職員が油がべっとりと付いた漂着物を手作業で回収していました。

千葉県危機管理課の水嶋達人副参事は「油の流出はまだ続いていることから、潮の流れの予測をもとに
海上保安部などと今後の対応を考えたい」と話していました。

千葉県によりますと、収穫期を迎えた富津市沿岸のひじきに油が付着しているのが確認され、
収穫できない状態だということです。 >>2へ続く

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20140319/3079522.html

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