★子宮頸がんワクチン、接種後の痛みを迅速治療
子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に痛みなどの重い症状が出ている問題で、
日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は、症状が持続する患者に対し、
適切な治療を迅速に行う体制を今月中にも作る方針を決めた。
安心して接種できる環境を整え、接種希望者の減少を食い止めたい考えだ。
同学会と医会は大学病院など、都道府県ごとに窓口となる産婦人科を指定。
地域の産婦人科で同ワクチンを接種し、重い症状が出た場合に、まず受診
してもらう。診療後、症状によってペインクリニックや神経内科、精神科
など痛みなどの治療を行う専門の診療科を患者に紹介する。厚生労働省の
研究班が昨年、専門的な治療を行うために整備した17医療機関との連携
も検討する。
(2014年3月10日19時36分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140310-OYT1T00628.htm