★カーニバル中の交通事故 死者数は前年比37%増 14/03/07(18:37)
飲酒運転取り締まり緩和も影響
今年のカーニバル休暇中は、サンパウロ州内で交通事故による死者数が際立った。
2月28日〜3月5日に37人が交通事故で死亡し、41人が死亡した2010年以来4年ぶりに記録を更新した。
27人の交通事故死が報告された昨年同期と比べて37%増となった理由として、飲酒運転の取り締まりの緩和が指摘されている。
しかし一方では、昨年が例外的に少なかっただけだといった声も出ているという。6日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。
交通事故の発生件数は昨年の864件から今年は965件に11.7%増となった。
これらの事故による被害者数も445人から550人へと23.6%増加している。
交通事故死の急増について軍警察の高速警備隊は声明文を発表し「カーニバル期間中の交通事故死の67.5%を占めた
自動車と歩行者の衝突とオートバイによる事故の増加が主な原因であり、死者37人のうち25人を占めた。
多くの場合は歩道橋を使わずに高速道路を横断するなど、歩行者自身の不注意が原因だった」と述べている。
また、ほぼ全件が夜間に発生したもので、飲酒運転も895件摘発されているという。しかし飲酒運転が
交通事故につながったかどうかという証拠になるデータは発表されていない。さらに軍警察はオートバイ事故に
ついても被害者の無責任な行動が事故につながったとしている。(以下略)
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