日本共産党の穀田恵二国対委員長は26日の記者会見で、日本維新の会が「慰安婦」問題で旧日本軍の関与を認めた
「河野洋平官房長官談話」(1993年)の「検証」機関を国会に設置するよう求めていることについて見解を問われ、
「反対だ。日本の侵略と植民地支配を否定し、
日本軍が行った野蛮な南京大虐殺や『慰安婦』をなかったものにする動きとからんでいるものだ」と指摘しました。
穀田氏は、侵略と植民地支配に反省とおわびを表明した「村山富市首相談話」(95年)や河野談話を葬り去る
一連の動きの一つであって、検証機関をつくってあおっていくことが狙いだと強調。「旧日本軍『慰安婦』の強制性は
日本の司法でも確定しており、歴史的事実であることは論をまたない。(設置は)あの戦争は正しかったとする考え方、
すなわち戦後政治の原点を否定する動きと深くからんでいる。そうした動きに反対し、ストップさせるために力を尽くしたい」とのべました。
ソース しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-02-27/2014022701_03_1.html