国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団は」2月12日、世界180カ国・地域を対象とした、報道の自由度に関する
ランキングを発表。日本は前年の53位から59位に順位を下げたことに民主党の原口一博衆議院議員(54)がFacebookで見解を述べた。
日本はアジアの中で台湾(50位)、韓国(57位)を下回る結果となり、原口氏は「報道の自由は、民主主義の礎である
国民の知る権利を保障するためにもとても重要です。日本の現状は厳しくなっていると言わざるを得ません」と危機感を募らせる。
原口氏は民主党政権時の2009年には同ランキングで日本が17位、2010年は11位だったことを説明。原口氏自身、総務相を
務めていた時に、報道の自由や言論の自由が失われない仕組み作りとして、政務三役会議のインターネット同時中継・大臣記者会見の
オープン化などを試みたというが、原口氏はその後の政権ではそうした取り組みも「後退の感が否めない」として
「極めて残念です」とコメント。
また特定秘密保護法についても、言論監視・抑圧となりかねないとして憂慮。「言論の自由・表現の自由・そして報道の自由が
保障されない社会は、歪で閉塞した社会です」と警鐘を鳴らしている。
ソース:
http://yukan-news.ameba.jp/20140226-143/