【論説】アンネの日記を破った許されない“日本人”「イエロー・ネオナチ」の国際誤解払拭を…伊東乾

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1 ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★
★アンネの日記を破った許されない“日本人”「イエロー・ネオナチ」の国際誤解払拭を
2014.02.24(月) 伊東 乾

◆「アンネの顔」を残した破り方
私は海外報道から見たので、最初に「!」と気がつきました。本を破った人は、きれいに
アンネの顔を残して本を損壊しています。見開きで2つありますが2つともそうです。

これは、もしこの本の損壊が報道に出たとき、写真報道などで「アンネの日記が壊されていますよ」と、
全世界のすべての人にすぐ分かるような、まるでテレビ番組の小道具のような破り方になっている。

私も「題名のない音楽会」監督時代など「分かりやすい小物」に苦労したテレビ時代がありますので、
とてもではないけれど、子供のいたずらではない、分かった人の計算された犯行(?)だと思いました。

日本社会の本音として、ナチスもホロコーストも実のところ、対岸の火事、アンネという固有名詞にしても、
生理用品の商標などで普及している程度であって、とてもではないですが「イエロー・ネオナチ」と非難
政治的リアリティを日本社会が持っているとは思えません。

しかしサイモン・ヴィーゼンタールセンターなどが動き始めているとすると、こうした右傾化した行動は、
政府が主導して行っていると名指しで批判される可能性が低くないと思います。今日の日付でそのリスクを
指摘しておかねばなりません。

こうしたことを第一に考えましたが、私はあえて、ここで、この損壊の犯人が誰であるか、といった詮索を
しません。関係当局の調査や捜査の結果を待ち、慎重に検討していくのが大切と思います。

下手人が挙げられる可能性もありますが、分からないケースも多いだろうし、仮に実行犯が捕まっても、
真の計画者が別にいて出てこないことは大いにあり得るでしょう。そういう捕物帖には、ここではページを
使いません。不確かだから。

>>2へ続く

※抜粋。長いので全文はソースで
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40021?page=3