【STAP細胞】研究成果の再現に科学者らが苦闘、疑問視する声も★11

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963名無しさん@13周年
アメリカで研究に携わっている者として答えます。

今回のnature2本を含めて、小保方氏が筆頭著者である論文3本(残り1本は彼女の学位論文の中核となった論文)で、
不適切な図の使用がありました(小保方氏のコメントは出ていませんが、
不適切であることを共著者が認めています)。
1本だけなら「うっかり」も通りますが、3本ともとなると、これは、データの扱いがとても雑であるか、
あるいは慣習的に捏造しているか、のどちらかであるとしか考えられません。
前者ならば、彼女は「プロ」の研究者としては失格です。後者ならば、プロ・アマチュアを問わず論外です。どちらであっても、
もはや彼女の研究結果を信じる研究者は世界にいないでしょう。
また、STAP細胞に関して、理研とハーバードが共同で特許を出願しています。ノバルティスの事件でも問題になりましたが、
論文掲載の可否によって価値が変わるような特許を出願している場合、
利益相反事項で述べる義務があります。
特にnatureはこの点に厳しく、投稿する際には、投稿論文に利益相反があるのか無いのか、明記することが義務付けられています。
小保方氏は論文中で「利益相反無し」と明記しているのです。
これもまた、彼女の信用を大きく損なう結果となりました。
残念ながら、小保方氏が本当に万能細胞の作製に(たまたま)成功していたとしても、
それは正しい手順を踏んで発見した次の研究者の手柄となるでしょう。
研究者は、自身の論文に対する信用を失えば終わりです。