【海外】金融危機の余波：大麻(マリファナ)代わりのアジサイ盗難事件が多発

　大麻と同様、アジサイを吸うことでも健康に深刻な問題を及ぼす恐れがあると、医療専門家は指摘する。
「(アジサイ喫煙の)二次的影響は、健康に非常に悪い」と、スイスのローザンヌ大学の薬理学名誉教授、
クルト・ホステットマン(Kurt Hostettmann)氏は昨年、ルマタン紙で語っていた。具体的には、腸や呼吸器系の
問題、心拍数の上昇、めまいなどが生じる可能性がある。さらに、大量のアジサイを喫煙すると、ナチスが
好んで使っていた有毒ガス「チクロンＢ」の製造に用いられた青酸を発生させる恐れもある。

　ただ、依存症の専門家であるニコラス・オシアー(Nicolas Authier)氏は「(その物質に)アレルギーがあるか、
非常に大量のアジサイを喫煙しない限り、死の危険はない」とヨーロッパ１ラジオで述べた。