総務省の有識者検討会は7日、国家公務員の人事評価制度で過半数の公務員が
「優秀」のAを取得していることに物言いを付ける報告書を公表した。
評価制度は5年前、能力や実績を客観的に評価し昇進や昇給に反映させるために
スタートしたが、お手盛り評価になっていることが浮き彫りになった。
2011〜12年実施の5段階の能力評価では、
「求められる行動が全て確実に取られて特に優秀」のS評価は5.8%。続く
「求められる行動が十分に取られて優秀」のA評価が53.8%と圧倒的に多く、
「求められる行動がおおむね取られて通常」のBの39.8%を大きく上回った。
「求められる行動が一部しか取られていない」のCは0.5%、
「求められる行動がほとんど取られていない」のDは0.1%とほとんどいなかった。
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http://mainichi.jp/select/news/20140208k0000m040142000c.html