【社会】「家賃5万3700円(東京)」は高すぎる?低すぎる? 生活保護基準部会で議論された住宅扶助の行方★2

1 ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★
★「家賃5万3700円(東京)」は高すぎる?低すぎる? 生活保護基準部会で議論された住宅扶助の行方

基準部会委員の1人・園田眞理子氏(明治大学教授・建築学)は、第15回基準部会において、以下の指摘を行っている。
「住宅扶助は例えば東京都の単身5万3700円というのは,すごく過大ではないかというような見方もできるのですが、
実はその住宅扶助の中でかなりのことが含まれているという実情があります。(略)1つはひとり暮らしの人たちが、
全く1人で住宅をあてがっても生活ができない部分を、いわゆる今の言い方ですと関係資本を補うような生活支援を
人的に手当てするというような部分に充当されている側面があります。その5万3700円の中から住宅の部分と、
生活保護上は位置づけていない生活支援的なものに費用を割り出しているというような側面をどう考えるか」

「家主さんにとってみれば一種の変な言い方ですが、何かあったときの保険料というか、ちょっといい
言い方ではないと思いますが、迷惑料的なものが含まれているという問題です」

アパート探しの経験がある方々は、「高齢者はボケるし死ぬこともあるから入居しないでほしい」という
家主が多いことをご存知だろう。生活保護当事者である高齢者は、「家賃の取りはぐれが少ない」という
意味では家主に歓迎される存在ではあるのだが、「何かあったとき」の後始末に必要な費用が生活保護
制度で得られるとは限らない。だから、高齢者を入居させるならば、家賃を高めに設定せざるを得なくなる。

高齢の生活保護当事者が入居している民間アパートには、「これで5万3700円?」と絶句するような老朽
アパートも珍しくない。「生活保護制度を悪用したボッタクリ」という見方もできる。もしかすると、
本物の貧困ビジネスかもしれない。でも、生活保護という「最後のセーフティネット」を利用した、
ささやかな民間福祉である場面の方が、はるかに多いのではないだろうか。

みわよしこ [フリーランス・ライター] ※抜粋。長いので全文はソースで
http://diamond.jp/articles/-/48368
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