★【都知事選】91歳・寂聴さんが76歳・細川氏応援「まだまだ」
2月9日投開票の東京都知事選に立候補している細川護熙元首相(76)の応援に29日、
作家・瀬戸内寂聴さん(91)が駆けつけた。武蔵野市のJR吉祥寺駅前では小泉純一郎
元首相(72)、細川氏とともに街頭に立った。
瀬戸内さんは「私が76歳のときなんて、源氏物語を現代語訳していて、宣伝のために
世界中飛び回ってましたよ。細川さんなんてまだまだ」。これに対し、“若者”扱い
された細川氏は「2020年の東京五輪が来たら80歳超えるって言われましたが、
それがどうした」と答え、「ある雑誌で壇蜜さんと対談した後、手紙で寂聴さんから
『色ツヤの話は私のほうが名人だから今度対談しましょう』と言われた。情熱があれば、
年齢は関係ないんです」と、指摘される自らの高齢問題に反論した。
関係者によると、瀬戸内さんは選挙戦終盤に演説する予定だったが「遅すぎる」と自ら
演説日を設定。JR三鷹駅前の演説後には「どうしてもっと聴衆を集めないの」と
スタッフをしかりつける一幕もあったという。
「わたくしの最後の命は細川さんにささげる」とまで言い切った瀬戸内さん。
この日ばかりは、同じく応援演説を行った小泉元首相をしのぐ存在感を見せつけた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20140129-OHT1T00162.htm 細川元首相(左)の応援に駆けつけた瀬戸内寂聴氏(右は小泉元首相)
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