★口にするだけで悪運を招く「残念な口ぐせ」 PRESIDENT 2014年2月17日号
あなたは、次のような言葉を何気なく口にしていないだろうか。チェックしてから読み進めてほしい。
□弱点を克服したい
□じゃぁ、みんなで話すか
□……したのに
□人が足りません
□いつかは起業したい
□どうしたらいいですか?
□あいつ、使えない
□要は、こういうこと?
□ここだけの話だけど
□俺、寝てないんだよ
□でもさ……
□あー、私もね
頑張っているものの、効率が悪かったり、優先順位が間違っていたりで、なかなか成果が出ない。
高学歴でけっして頭は悪くない。それなのに、仕事ができない。こういう人を私は「残念な人」と呼んでいる。
残念な人には、その人を残念にしてしまう「口ぐせ」がある。それをまとめたのが図のチェックリストだ。
例えば、「じゃあ、みんなで話すか」が口ぐせの人は、問題解決力がないと考えたほうがいい。本当は自分が
決めなければいけないことを決められないから、みんなで決めて、何かあったときの保険をかけているだけである。
このタイプの人がよく口にする「みんなで考えたほうが、アイデアが出るから」という言葉は裏を返せば、
「自分にアイデアがないからメンバーに出してもらいたい」という意味である。
会社のやり方や、上司の方針に不満を持つ人が、「ビジョンが見えません」ということがあるが、これも問題
解決力が欠けている人に多い。この言葉にはかっこいい響きがあるが、これほど無責任な言葉もない。
だいたいそういうことをいう人は、自分自身に明確なビジョンがない。もし、ビジョンを持っているのであれば、
そのビジョンに基づいて、会社の業績を上げる提案と努力をすればいいだけの話。会社や上司にビジョンが
ないと嘆く前に、自分自身に果たしてビジョンがあるのか考えてみるといい。(以下略)
http://president.jp/articles/-/11803