★処分場反対の意見書可決、指定廃棄物で加美町議会 宮城
2014.1.27 17:44
東京電力福島第1原発事故で発生した1キログラム当たり8千ベクレル超の放射性
物質を含む「指定廃棄物」をめぐり、環境省が宮城県内最終処分場の候補地の一つに
挙げた加美町で27日、臨時町議会が開かれ、候補地から除外するよう求める意見書を
全会一致で可決した。
意見書は「年間約87万人が訪れる薬莱山観光への影響や、地滑り、雪崩による自然
災害の恐れを考慮しておらず、疑問を感じる」と指摘。「候補地選定は地域の地理的
条件や実情、特性の考慮に欠け、日常生活を脅かすもので、到底応じられない」としている。
町議会はこの日、候補地となった田代岳地区の適性を議会として独自に調べる
特別委員会の設置も決めた。
猪股洋文町長は記者団に「議会の反対を重く受け止める」と強調、町としても
候補地周辺の適性を調査すると述べた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140127/dst14012717450008-n1.htm