★堤幸彦監督が大分市PRの短編ムービー製作
[2014年01月23日 10:13]
映画「20世紀少年」や映画・ドラマシリーズの「トリック」などを手掛けた
映画監督の堤幸彦さん(58)が、大分市のプロモーションムービーを製作すると、
釘宮磐市長が22日の定例会見で発表した。1話約2分で10話程度の短編青春
ドラマになる予定で、23日から撮影を開始、4月から動画投稿サイト「ユーチューブ」
などで公開する。市が観光PRの映像作品をインターネットで公開するのは初めて。
釘宮市長は「大分市をPRする千載一遇のチャンス」と期待感を示した。
堤監督は名古屋市出身だが、両親が大分市出身で幼少期は夏休みを同市で過ごしていた
という。昨年10月、堤さんが市内の親族を訪れることを知った市が懇談の場をつくり、
市長がPR映像の製作を依頼した。堤さんは「大分で自分のルーツを確認した。
人も温かく、役に立ちたい」と12月に正式に引き受けた。
市は堤監督の所属する映像制作会社「オフィスクレッシェンド」(東京都)に製作を委託。
予算は約1400万円。堤さんが基本構成を考え、同社の映像ディレクター二宮崇さん(34)
=別府市出身=が演出する。
出演者は一部芸能人も含まれ、釘宮市長と一般のエキストラ約80人も参加予定。
23〜25日まで大分市内、その後は東京で撮影する。詳しい内容や出演者について市は
「お楽しみに」と明らかにしていない。
昨年は人気アイドルグループAKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」の
大分市版を製作し、動画サイトでの再生回数は99万回を超えた。観光課は映像と
インターネットの効果を実感したといい、「今まで市の情報が伝わりにくかった層にも
届いた。堤さんの作品を通してさらに情報発信をしたい」としている。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2014_139043979147.html