米ニューヨークにあるマクドナルドの店舗が今月2日、長時間にわたって店内に居座った高齢の韓国系住民6人に業を煮やし、
警察に通報して追い出したという騒動をめぐり、この店舗が現地時間の19日、高齢者らに正式に謝罪した。
韓国・朝鮮日報の中国語電子版が21日伝えた。
騒動のあった店舗の店長と韓国系の高齢者10人余りが19日、ニューヨーク州下院の韓国系議員の仲裁によって面会。
店長が「警察を呼んで顧客を追い出すという行為は不適切だった。こうしたことが二度と起きないように注意する」として謝罪した。
店長はまた、「横暴な態度で接したマネジャーを交代させ、韓国系顧客のために韓国系の従業員をさらに1人雇用したい」と表明。
また、客席の利用時間の基準をこれまでの20分から1時間に延長し、このことについて韓国語で表示するとも説明した。
同店舗は今月2日「韓国系の高齢者6人が明け方から長時間にわたって客席を占領し、営業を妨害している」として警察に通報し、追い出した。
この騒動が伝わると現地の韓国系団体が抗議。「人種差別と高齢者差別を行ったマクドナルドに対して、2月に1カ月間の不買運動を行う」と宣言した。
ただ、店側が謝罪したことで不買運動も取りやめになる可能性が高まった。
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/371649/