★大阪)ハルモニ寺子屋20年 東大阪「うり・そだん」
2014年1月17日03時00分
東大阪市の在日韓国・朝鮮人女性らの自主学習の場「うり・そだん」がこの春、開設20年を迎える。
十分な教育環境を得られなかった「ハルモニ」(おばあさん)らが、読み書きや母国文化を
学んできた場所だ。日韓関係がぎくしゃくするなかだが、ハルモニらは学び続ける大切さを訴えている。
うり・そだんは、ハングルで「私たちの寺子屋」を意味する。同市の中学校2校の教室を借りて
週2日、在日コリアンらが日本語やハングルの読み書き、朝鮮半島の歴史、文化などを学ぶ。
ハルモニの有志らが1994年4月に開設し、今はNPO法人「うり・そだん」が運営する。
生徒は戦前、戦後に朝鮮半島や済州島などから移り住んだ人たちで、これまでに200人以上が
学んだ。子どもの頃、貧しくて学校に通えなかったり、仕事や子育てに追われたりした人が多い。
http://www.asahi.com/articles/ASG1F6GWFG1FPPTB003.html