【社会】迷子に「どうしたの」と声かけるべきか 「不審者」扱い怖く、「110番」した実例巡り議論

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1 ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★
★迷子に「どうしたの」と声かけるべきか 「不審者」扱い怖く、「110番」した実例巡り議論

子供にあいさつしただけで「不審者」のレッテルを貼られかねない昨今、迷子を見かけた際に
「どうしたの?」と声をかけるのは少し勇気がいることかもしれない。
ある男性は声をかける代わりに「110番」としてその場を去るという苦肉の策をとった。
一連の出来事を2014年1月9日にツイッターで告白すると、すぐに反響が広がった。

◆「駅はどちらですか」「すみません」で通報の例も
男性は9日、「昨晩110番を利用してしまった」として8日夜の出来事を語り始めた。ツイートによると、
男性は20時ごろ、小学校1〜2年生くらいの子供が1人で泣きながら歩いているところを住宅街で見かけた。
迷子かと思い、声をかけようとしたが、いわゆる「声かけ事案扱いされること」が頭に浮かんだ。
男性は不審者扱いされるリスクを考えて声をかけることを断念し、代わりに「110番」通報をしたという。

一般的に「声かけ事案」とは、子供に「お菓子をあげる」「車に乗せてあげる」などと誘うものや、住所などの
個人情報を尋ねるもの、卑猥な言葉をかけるものなど、誘拐事件や性犯罪などの前兆と思われる事案のことを指し、
条例で禁止している県もある。

ところが、各警察署がメールマガジンやホームページで発表している事例をみてみると、本当に不審者だったのか
分からないものも散見される。「おはよう」と挨拶した男性や、「駅はどちらですか」と尋ねた男性、「すみません」
と声をかけた男性の通報例は、受け取り手の過剰反応である可能性も否定できない。インターネット上には、
転んだ少女に「大丈夫?」と声をかけた結果、長時間にわたって事情聴取されたという不幸な報告もある。

こうした現状を踏まえた結果、男性は110番を選んだようだ。その慎重さは徹底していて、女性オペレーターから
電話口で「最寄りの交番まで連れてきてほしい」と言われると、それでは「事案」を恐れて通報している意味が
ないとして断った。声をかけた場合に、子供が大声をあげたり防犯ブザーを鳴らしたりする可能性も危惧していた。
>>2へ続く

http://www.j-cast.com/2014/01/10193930.html?p=all