★かつての上司や同僚のしがらみ脱却できる? 今度は指導主事の公募検討 橋下市長
2014.1.7 11:59
公募人材の登用を推進する大阪市の橋下徹市長は7日、市立学校への指導や助言を行う市教育
委員会の指導主事についても、他自治体の指導主事や経験者を対象に公募を検討していることを
明らかにした。同日開かれた市教委との意見交換の場でも提案し、今後、協議を進める。
指導主事は教員出身が任用されており、指導相手の校長が元同僚だったり、元上司だったりする
ケースがある。校長への指導やチェックの限界を指摘する声があり、橋下市長は記者団に対して
「上下関係があり問題。人間関係に縛られず、学校から距離を置いた所からみてもらうことが
必要」と述べた。
市立桜宮高校(都島区)の体罰問題では、市の外部監察チームが元校長の不十分な調査に対して
指導主事が適切な助言をしていなかった可能性を指摘。同様の問題が起きても「なれ合いの調査
になる可能性が否定できない」としていた。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140107/waf14010712030019-n1.htm