【東京】タクシー強盗男が逃走 刃物で切りつけたため、警察官が数発発砲　男は心配停止　江東区

３１日未明、東京・江東区でタクシーを奪って逃げていた男を警察官が取り押さえようとした際に男が刃物で切りつけたため、拳銃数発を発砲しました。
男は銃弾が命中して心肺停止の状態で、警察官もけがをしているということで、警視庁で詳しい状況を調べています。

３１日午前３時半ごろ、江東区亀戸の路上で、警視庁小松川警察署の警察官が、強盗の被害にあって乗り逃げされたとして手配中のタクシーを追跡して
いたところ、別のタクシーに追突して止まったため、運転していた男を取り押さえようとしました。
すると、男が持っていた刃物で切りつけてきたため、警察官が拳銃数発を発砲しました。
警視庁などによりますと、男には銃弾が命中し病院に運ばれましたが、心肺停止の状態です。
警察官１人もけがをしたということです。

また、追突されたタクシーの乗客と運転手の合わせて４人が軽いけがをしたということです。
警視庁によりますと、手配中のタクシーは、３１日午前１時前に目黒区青葉台の路上で男に乗り逃げされたもので、その後、江戸川区内を逃走中に
パトロール中の小松川警察署のパトカーが発見し、追跡していたということです。
警視庁で男の身元の確認を進めるとともに発砲などの詳しい状況を調べています。

「パンパンと発砲音」
現場近くのコンビニエンスストアにいた４０代の男性は、「ガシャンという音がしたあと、パンパンという発砲音がしたので駆けつけると、
パトカーがたくさん集まっていた。
現場では、女性らしき人が救急車で搬送されるところで、さらに倒れている人が、心肺蘇生を受けていた。こんな年末にこうした事件が起きて驚いている」と
話していました。

ソース　NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131231/t10014213001000.html