第7管区海上保安本部(北九州市)に入った連絡によると、29日午前2時10分ごろ、長崎県・対馬の北西約37キロの対馬海峡の公海上で、
香港船籍のケミカルタンカー、マリタイム・メイシー号(約2万9千トン、乗員27人)と、バハマ船籍のコンテナ船グラビティ・ハイウエー号
(約5万5千トン、乗員64人)が衝突。ケミカルタンカーで火災が起きた。乗組員は救命艇で避難し、全員無事という。
ケミカルタンカーの要請を受け、韓国海洋警察庁の警備艦9隻と、日本からも7管の巡視船艇3隻が現場に行き、
消火活動を続けている。
ケミカルタンカーは化繊原料パラキシレンなど可燃性の化学物質約3万4千トンを積んで韓国・蔚山(ウルサン)から
中国・寧波(ニンポー)に向けて航行。コンテナ船は韓国の造船所で建造中で、現場海域を試験航海していたという。
ソース 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASF0SEB201312290001.html