【社会】崔洋一監督「安倍政権を生んだのは我々国民だが、この国の行く末が不安」 秘密保護法の危険性訴える

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★
★崔洋一監督「この国の行く末が不安」秘密保護法の危険性訴える

国会周辺に詰めかけた反対派、採決に反対した野党の抵抗もむなしく、安倍政権による採決強行で、
成立した特定秘密保護法。ただ、その内容を懸念する声は消えていない。日本映画監督協会理事長の
崔洋一監督(64)もあらためて問題点を指摘した。

▽崔洋一監督の話 過去の歴史を振り返っても、国が「表現の自由」に手を突っ込んでくる時代は、
ろくなものが生まれません。日本映画は幅広い題材を扱うのが特徴。特定秘密保護法は「法にひっか
からないような映画を撮ろうよ」という自主規制につながりかねません。特定の色がついた映画だけに
なるのは恐ろしいことです。人間は本来、好き嫌いがあるもの。さまざまな色の映画に触れて、好きか
嫌いか、距離感をはかって成長していくのです。その元となる作り手が萎縮するようなことになっては
いけません。安倍政権を生んだのは我々国民ですが「何でもやっていい」と言っているわけではない。
こんなことが許されるようでは、この国の行く末が不安になります。

[ 2013年12月7日 05:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/07/kiji/K20131207007149190.html