★7〜9月の設備投資1.5%増 2期連続プラス 法人企業統計
2013/12/2 10:07
財務省が2日発表した7〜9月期の法人企業統計によると、金融機関を除く全産業の設備投資は前年同期
比1.5%増の8兆9424億円で、2四半期連続のプラスとなった。製造業は減少が続いたが、建設業など
非製造業の新規投資が全体を押し上げた。
設備投資の産業別の投資動向をみると、製造業は6.7%減と4四半期連続で減少した。前年の投資の反動
減が出たり、不採算部門の投資を抑制した電気機械や情報通信機械などの投資が減少した。ただ減少幅は
4〜6月期の9.1%減より縮小した。コスト削減のための設備再編などを進めた鉄鋼や、新型車対応の
新工場投資のあった自動車など輸送用機械、タブレット端末向けの高機能部材の生産能力を増強した
印刷などは増加した。
非製造業は6.6%増と、2四半期連続で増えた。建設業で大型物流施設や太陽光発電向け投資などが増えた
ほか、リース用資産を購入した物品賃貸業、航空機を購入した運輸業などが増えた。一方、携帯電話の
基地局投資が一巡した情報通信業などは減少した。
国内総生産(GDP)改定値を算出する基礎となり、注目が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資額は、
季節調整して前期と比べると0.5%減と4四半期ぶりのマイナスだった。
全産業の売上高は0.8%増の318兆8438億円と6四半期ぶりに増えた。製造業は0.3%増。石油・石炭や輸送用
機械などが増えた。非製造業は1.1%増。建設業や不動産業などが増加した。(以下略)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL020E5_S3A201C1000000/ <参考スレ>
設備投資13年度13.1%増、通信・建設けん引 本社調査
www.nikkei.com/article/DGXNASDD0101A_R01C13A2MM8000/