★社会保障プログラム法案が衆院通過 今国会成立へ
2013.11.19 18:24
社会保障制度改革の実施スケジュールを定めたプログラム法案が19日の衆院本会議で自民、
公明両党の賛成多数で可決され、参院に送付された。民主党、日本維新の会など野党は反対に
回ったが、与党が過半数を占める参院の審議を経て今国会で成立する見通しだ。
プログラム法案は、平成26〜29年度に行う医療、介護などの制度改革について、実施時期や
関連法案の国会提出時期を規定。26年度から70〜74歳の医療費窓口負担を現行の1割から
2割に段階的に引き上げる。
介護保険に関しては、27年度から高所得者の自己負担割合を1割から2割に増やし、軽度者
向けサービスの市町村事業移行を開始する。政府は、このための介護保険法改正案を来年の
通常国会に提出する。
また、自営業者らが加入する国民健康保険の運営を市町村から都道府県に移管するため、
健康保険法などの改正案を27年の通常国会に提出する。
改革の推進体制として、首相を本部長とする「社会保障制度改革推進本部」と、有識者が改革の
進み具合や課題をチェックする「社会保障制度改革推進会議」を設置することも盛り込んだ。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131119/trd13111918270005-n1.htm