★関西開催を京で調印 21年ワールドマスターズゲームズ
京都新聞 11月11日(月)13時29分配信
生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ」が2021年に関西で開かれることが10日、
正式に決まった。主催する国際マスターズゲームズ協会(IMGA)と、誘致を進めてきた準備委員会が
京都市下京区の西本願寺で基本合意書の調印式を行った。
ワールドマスターズゲームズは1979年に始まり、30歳以上なら競技レベルに関係なく参加できる
国際的な大会で原則4年ごとに行われる。アジアでの開催は初めてとなる。
調印式では、準備委員会長の井戸敏三関西広域連合長(兵庫県知事)とIMGAのカイ・ホルム会長が合意書に署名。
ホルム会長は「(関西の)どの地も施設も素晴らしい。日本は名高い長寿国で、東京五輪の開催が決まったことが
決定の理由になった」と語った。
式に同席した京都府の山田啓二知事は「訪れる人に京都で日本のおもてなしの心を堪能してもらえたら」と話し、
京都市の門川大作市長は「高齢者の社会参加とスポーツによる絆づくりが画期的に進むことを期待する」と述べた。
準備委によると、大会の参加選手は2万人前後で、前後の観光を含む経済波及効果は約140億円と試算する。
09年大会では滋賀県が招致を目指したが、実現しなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000011-kyt-l26