【社会】任意で1000円負担の富士山入山料、静岡県側では協力金の約半分の700万円が経費に

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1 ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★
★富士山入山料、経費700万円 協力金の約半分(11/ 6 07:54)

静岡、山梨両県が今夏実施した富士山の入山料(保全協力金)の試験徴収で、静岡県側の人件費や
記念品代などの経費を精査したところ、総額約700万円に上ることが分かった。県関係者が5日、
明らかにした。

静岡県側の試験徴収で集まった協力金は約1497万円で、約半分が経費として消えてしまう計算になる。
公平性などから来年度の本格実施では24時間態勢での徴収を求める声も上がっているが、強制徴収と
なればさらなる経費増は必至。今後の制度設計では、入山料の目的や使途に加え徴収コストが論点に
なりそうだ。(以下略)

http://www.at-s.com/news/detail/836248191.html

★富士入山料、来夏も任意
富士山の入山料(富士山保全協力金)の在り方を有識者らが検討している「富士山利用者負担専門委員会」の第3回
会合が7日、東京都内で開かれ、来夏の入山料は協力金とし、登山者全員を対象に任意で1000円を求めることで一致した。

◇今夏経費、収入の半分
会議では、試験的に実施された今夏の入山料に要した静岡、山梨両県の経費も報告された。今夏は両県で7月25日〜8月3日、
1人原則1000円を任意で求め、3万4327人が計約3413万円を支払った。

静岡県側の人件費や記念品代などの経費は計704万7000円で、同県側で集まった協力金約1497万円の約半分を占めた。
山梨県側の経費は計576万9000円で、同県側で集まった協力金の約30%だった。

また、今夏と同様の方法で2か月間、午前9時から午後6時まで徴収した場合は3126万7000円、24時間態勢で
徴収した場合は7579万円の経費が静岡県側でかかり、それぞれ協力金の約55%、約85%を占めるという試算も
示された。(抜粋)

(2013年11月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20131107-OYT8T01373.htm