【富山】鼻の手術で4歳男児が寝たきりになったと訴え 

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1 ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★
★手術で男児が寝たきりになったと訴え
2013/10/30 14:58 現在

去年、射水市の病院で鼻の手術を受けた当時4歳の男の子が脳障害で寝たきりになったのは
手術の際に適切な処置がとられなかったためだとして、両親などが病院を経営する医療法人
などに損害賠償を求めた裁判が、30日、富山地方裁判所高岡支部で開かれました。

裁判を起こしているのは、鼻水が多く難聴などの症状があったため、去年4月、射水市の
真生会富山病院で鼻の奥のアデノイドと呼ばれる部分の切除手術を受けた当時4歳の男の子と両親です。

訴えによりますと、男の子は手術の際、出血した血が気管の中に詰まって低酸素脳症となり、
現在は寝たきりとなっています。

両親は鼻から血が出た際、すぐに麻酔を中止し血が気管内に詰まらないよう処置するべきだったとして、
医療法人真生会と担当した麻酔科医を相手に今後の介護費や慰謝料など2億1600万円あまりの
損害賠償を求めています。

30日の裁判で病院側は「原因は鼻からの出血ではなく気管内での出血であり、手術の際に確認は
とれない。麻酔科医に過失はなかった。」と主張し、争う姿勢を見せました。

次回の裁判は来年1月15日に開かれます。

http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=1396